平成30年度 キャリアアップ助成金の変更点

2018年1月24日

先日公表されました、平成30年度以降のキャリアアップ助成金の変更点などをご紹介いたします。

   

■正社員化コース

(1)支給申請上限人数の拡充 15人⇒20人(1年度1事業所あたり)

(2)支給要件の追加

  ①正規雇用等へ転換した際、

   転換前の6か月間と転換後の6か月間の賃金(※)を比較して、

   5%以上増額していること。

   ※賞与や諸手当を含む賃金の総額。(通勤手当、時間外手当、休日手当、歩合給などは除く。)

    ※所定労働時間が異なる場合は1時間あたりの賃金で計算。

  ②有期契約労働者からの転換の場合、

   対象労働者が転換前に事業主で雇用されていた期間が3年以下に限ること。

   

■人材育成コース

 人材開発支援助成金へ統合

   

■賃金規定等共通化コース

 有期契約労働者等に、正規雇用労働者と共通の賃金規定等を新たに規定し、適用した場合の助成金

 新規加算措置;共通化した対象労働者(2人目以降)について次の加算措置を適用

 対象労働者1人あたり2万円<2.4万円>(中小企業の場合)

 ※< >内は生産性要件充足の場合の金額。

   

■諸手当制度共通化コース

 有期契約労働者等に関して正規雇用労働者と共通の諸手当制度を新たに設け、適用した場合の助成金

 新規加算措置

 ・人数に応じた加算措置;共通化した対象労働者(2人目以降)に適用

   対象労働者1人あたり1.5万円<1.8万円>(中小企業の場合)

 ・諸手当の数に応じた加算措置;同時に共通化した諸手当(2つ目以降)に適用

   諸手当の数1つあたり16万円<19.2万円>(中小企業の場合)

   

   

 

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